パッチ処理
パッチ処理は、選択したファイルに対して特定のコマンドが繰り返し実行されるタスクを自動化します。Right PDF は、一連の定義済みのコマンドを提供し、一連のコマンドが 1 つまたは複数のファイルに適用されるカスタム シーケンスを作成することができます。これは、長くて複雑なファイルに複数のタスクを適用する場合や複数のファイルに特定のコマンドを繰り返し実行する場合に特に便利です。
パッチシーケンスの作成
パッチシーケンスを作成または編集して、選択したファイルに対して一度に複数のタスクを実行できます。パッチシーケンスが完了したら、ファイルの選択を開始できます。
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[アドバンス] > [パッチ処理] を選択します。
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[パッチ シーケンス] ダイアログ ボックスで、[新規シーケンス...] をクリックし、ポップアップ表示された [シーケンス名] ダイアログ ボックスでシーケンス名を入力して [OK] をクリックします。
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[パッチシーケンスの編集-(シーケンス名)] ダイアログ ボックスで、[コマンドを選択…] ボタンをクリックすると [シーケンスを編集] ダイアログ ボックスが表示されます。左側のリストからコマンドを選択し、[OK] をクリックします。
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シーケンスにコマンドを追加するには、次のいずれかの操作を行います。
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シーケンスを並べ替えるには、コマンドを選択してから [上へ] ボタンをクリックしてコマンドを上に移動するか、 [下へ] ボタンをクリックして下に移動します。
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選択したコマンドの設定を変更するには、右側の一覧からコマンドを選択して [編集...] ボタンをクリックするか、コマンドをダブル クリックします。
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[コマンドを実行する対象] で、シーケンスを実行するファイルまたはフォルダーを指定します。ドロップダウン メニューから次のいずれかを選択します。
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選択したファイルまたは選択したフォルダー [参照...] をクリックして、ファイルまたはフォルダーを選択します。
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シーケンス実行時に確認 シーケンスがアクティブになるたびにファイルまたはフォルダーを指定するように求められます。
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開いているファイル シーケンスは、プログラム内の現在開いているすべてのファイルで実行されます。
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[出力場所を選択] で出力場所を指定するオプションを選択し、[出力オプション] をクリックしてファイル名と出力形式を指定します。
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[OK] をクリックしてシーケンスを保存します。
注意: [シーケンスを編集...] オプションを使用すると、必要に応じていつでもシーケンス コマンドや設定を編集できます。
シーケンスの実行
指定したファイルに対してパッチシーケンスを実行します。
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[アドバンス] > [パッチ処理] を選択します。
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[パッチシーケンス] ダイアログ ボックスで、リストされているシーケンスの 1 つを選択し、[シーケンスを編集...] をクリックします。
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[パッチシーケンスの編集-(シーケンス名)] ダイアログ ボックスで、選択したコマンドとファイルまたはフォルダーを確認した後、[OK] をクリックします。
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[パッチシーケンス] ダイアログ ボックスで、[シーケンスを実行] をクリックします。
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[シーケンス実行の確認] ダイアログ ボックスで、各コマンドの左側にある十字アイコン
をクリックして、各コマンドのプロパティを表示します。設定を編集するには、[キャンセル] をクリックして [シーケンスを編集...] に戻ります。
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[OK] をクリックします。
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実行後、処理中にエラーが発生した場合は、[警告とエラー] ダイアログボックスが表示され、詳細情報が一覧表示されます。
注意: 墨消しを適用、フラット化およびページ コマンドを実行すると、ドキュメントの書き込み可能性が失われます。