テキスト フィールド
テキスト フィールドは、ユーザーが文字、数字、またはその両方の入力が可能です。テキスト フィールドにアクションの割り当て、テキスト形式の定義、フィールド値の検証、テキスト フィールドの計算を実行することができます。Right PDF で提供するすべてのフィールド作成ツールの中で、コンボ ボックスおよびテキスト フィールドのみがフィールド値の計算を実行できます。詳細については、フィールド値の計算を参照してください。
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PDF を開き、[フォーム] > [テキスト フィールド]
を選択します。
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ページ上で、長方形をドラッグしてテキスト フィールドのサイズと位置を指定します。
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[テキスト フィールドのプロパティ] ダイアログ ボックスを表示するには、次のいずれかの操作を行います。
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[全般] タブで、フィールド名、ホバー テキストおよびその他のテキスト ボックスの属性を設定します。フィールドを必須項目にするには、ダイアログ ボックスの下部にある [必須] をオンにします。また、[必須フィールドのハイライト表示の色] を使用すると、必須フィールドをハイライト表示して、ユーザーの注意を必須フィールドに向けさせることができます。詳細については、フォームの環境設定を参照してください。
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[オプション] タブで、次の設定を行います。

[複数行] を選択解除した場合 (左) [複数行] および [長いテキストをスクロール] を選択した場合 (右)
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長いテキストをスクロール 長さの制限なしで入力を可能にします。スクロールして、テキスト フィールドの境界線を超えた長さのテキストを表示することができます。
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文字数制限___文字 テキスト フィールドに入力できる最大文字数を定義します。
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パスワード ユーザーが入力したテキストを一連のアスタリスク (*) として表示します。このオプションは、[複数行] が選択されていない場合にのみ使用できます。
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マス目で区切る___文字 ユーザーが入力したテキストをテキスト フィールドの幅全体に均等に配置します。例えば、「5」を入力すると、フィールドは 5 つのボックスに均等に分割され、各ボックスに 1 文字のみが入力できます。このオプションは、他のチェック ボックスが選択されていない場合にのみ使用できます。

それぞれ 4 文字のマス目で区切る 2 つのテキスト フィールド (左) マス目で区切るプロパティを指定していないテキスト フィールド (右)
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[フォーマット] タブでは、[なし] がデフォルト フォーマットとして設定されています。フォーマットを指定しない場合、フィールドの値は入力されたとおりに表示されます。フィールドを自動的にフォーマットするには、フォーマット分類からフォーマットを選択します。
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[検証] タブで、指定した範囲、文字、または値だけに入力を制限し、指定したフォーム フィールドに適切なデータが確実に入力されるようにします。
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フィールド値の検証 オンにすると、検証を有効にします。
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フィールド値の範囲を指定 フィールドに入力可能な数値の範囲を指定します。このオプションは、[フォーマット] タブで [数値] を選択した場合にのみ使用できます。
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カスタム検証スクリプトを実行 作成または指定した JavaScript を使用して検証します。JavaScript を作成および編集するには、[編集...] をクリックします。
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[計算] タブで、ドロップダウン メニューから計算方法を選択します。選択した計算方法を使用して、既存のフォーム フィールドに入力された値を計算し、その結果を表示します。詳細については、フィールド値の計算を参照してください。
注意: [オプション] タブで既定値としてテキストを設定している場合は、[数値]、[日付]、[時刻]、または [特殊] をフォーマットとして設定することはできません。これらのフォーマットは、設定した既定値と一致しません。