[面付け] ダイアログ ボックスには、[レイアウト]、[用紙] および [オプション] の 3 つのタブがあります。現在の面付け設定 (*.ini) をエクスポートして保存し、再利用することができます。

PDF を開き、[ドキュメント] > [面付け] を選択して [面付け] ダイアログボックスを開き、次の設定を行います。


レイアウト

  • [レイアウト] セクションの [タイプ] ドロップダウン メニューから、次のいずれかを選択します。

    • 2面付け  シート上に 2 ページを並べて配置します。

    • 4面付け  シートごとに、左右並びの 2 ページが 2 列配置されます。

    • 8面付け  シートごとに、左右並びの 4 ページが 2 列配置されます。

    • カットスタック  列と行数を定義して、シートごとのページ数とその配置を指定します。印刷されたシートを重ねたスタックを切断して、個別のスタックにします。その後、それらのスタックを左から右に選択して積み重ねて、それぞれの積み重ねを小冊子として綴じます。

    • 順次  元の PDF のページがページ番号順に配列されます。

    • 繰り返し複製  PDF ファイルの各ページが、別々のシートに印刷されます。[行] と [列] の値を設定することで、部数を指定します。

  • [とじしろ] セクションで、単位 (pt、in、mm、cm) を選択し、次の設定を行います。

    • 垂直  並べて配置された 2 つのページの間の間隔です。

    • 水平  ページの行間の間隔です。このオプションは、[2面付け] が選択されている場合には使用できません。

    • スプレット  [8面付け] が選択されている場合の 2 列目と 3 列目の間の間隔です。

    • クリープ  クリープを相殺するため、サドル ステッチの小冊子がトリミングされる内側のページ スプレッドを調整して、外側の余白を一定に保ちます。クリープ値は、余白のサイズ、ページ数、および用紙の厚さによって異なります。

  • [綴じ方] セクションで、[タイプ] ドロップダウン メニューから綴じ方の種類を選択します。

    • 中とじ  印刷したメディアを折りたたみ、背の部分で綴じます。

    • 無線とじ  用紙をスタックに分割し、それぞれを中とじで綴じ、そのスタックを接着して小冊子の形にします。スタック数は、[1 折り当たりの枚数] フィールドで指定します。有効な値の範囲は1から99までです。

  • 印刷順の指定

    • [印刷順] セクションで、[スタイル] ドロップダウン メニューから印刷順序を選択します。[スタイル] オプションは、[4面付け] と [8面付け] のレイアウトを選択した場合にのみ使用できます。

      • 標準  あるプレートで片面を印刷してから、用紙を裏返して、もう一方の面を別のプレートで印刷します。その際、グリッパーは同じ部分を、ガイドは反対側を使用します。このオプションは、[4面付け] と [8面付け] のレイアウトが選択されている場合にのみ使用できます。

      • 片面用印刷  シートの片面を印刷してから、それをグリッパーから背面に向けて裏返し、同じサイド ガイドとプレートを使用して、もう一方の面を印刷します。このオプションは、[8面付け] のレイアウトが選択されている場合にのみ使用できます。

      • クロス折  シートの片面を印刷した後で、それを左から右へ裏返してもう一方の面を印刷します。その際、用紙の同じエッジをグリッパー (リード エッジ) として使用し、両面に同じプレート セットを使用します。このオプションは、[4面付け] と [8面付け] のレイアウトが選択されている場合にのみ使用できます。

    • [2面付け]、[4面付け] と [8面付け] 以外のレイアウトを選択すると、[両面] の選択/選択解除ができるようになります。これによって、用紙の裏面に印刷するかどうかを指定します。


用紙

  • [用紙種類] セクションで、必要に応じて次の操作を行います。

    • 自動調整  ページ サイズに最も適した用紙に面付けファイルを印刷します。

    • 用紙のサイズに合わせる  指定した用紙に面付けファイルを印刷します。標準用紙 (A0~A4、B4、B5、Executive、Ledger、Legal、Letter、Screen または Tabloid) を選択するか、カスタム用紙を使用する場合はこのオプションを選択します。カスタム用紙を指定して追加するには、[追加...] をクリックし、[カスタム用紙] ダイアログ ボックスで用紙に名前を付けて、幅と高さを定義します。[OK] をクリックすると、カスタム用紙が [用紙種類] リストに追加されます。カスタム用紙は編集や削除が可能です。

    • 自動回転  面付けファイルのページが自動的に回転し、選択した用紙サイズに最も適した状態で配置されます。

  • [スケール] セクションで、ページ コンテンツの水平方向または垂直方向の倍率を設定します。

  • [余白] セクションで、印刷時の用紙の余白 (上、下、左、右) の値を定義します。別の単位を選択することもできます。


オプション

[オプション] タブで、ページを断裁する場所を示すためのトンボ マークとプリンタがページを正確に位置揃えするためのレジスタ マークを追加することができます。また、必要に応じて両面印刷の設定や他のオプションを調整することもできます。

  • 印刷マークの出力  印刷マークを出力するには、次の操作を行います。

    • [トンボ] セクションで、[トンボ] をオンにして、面付けファイルにトンボ マークを追加し、次の選択を行います。

      • 内トンボ  断裁または折り目の空白スペースにトンボマークを追加します。

      • トンボのスタイル  [一重線] または [二重線] のトンボ マークのスタイルを選択します。

    • ファイルにレジスタ マークを追加するには、[レジスタ マーク] セクションで [レジスタ マーク] をオンにし、レジスタ マークのスタイルを選択します。

    • [説明] をオンにすると、印刷時にノート (例えば、折: 1、シート: 1 など) が中央の余白に追加されるようにできます。

  • ページ設定  [先頭ページのサイズに合わせる] チェックボックスをオンにすると、印刷時にすべてのページが調整され、元の PDF ドキュメントのすべてのページが用紙内で同じサイズになります。元のドキュメントのページ サイズが異なる場合は、このオプションをオンにして調整できます。

  • 両面印刷設定  [両面印刷設定] セクションで、次のいずれかのオプションを選択し、印刷前にシートの裏面に反転するかどうかを決定します。

    • インターリーブドキュメント (表、裏、表、裏)  最初に用紙の表面に印刷し、次に用紙の裏面を印刷します。その後同じ順序で、次の用紙に印刷します。

    • 最初に表面印刷、その後裏面印刷  すべての用紙の表面を印刷してから、次に同じ順序で裏面を印刷します。

    • 最初に表面印刷、その後裏面印刷(リバース)  すべての用紙の表面を印刷してから、次に逆順で裏面を印刷します。

    • シートの裏面に反転  裏面の印刷前に用紙が 180 度回転されます。