デジタル署名の検証により、署名のデジタル ID 証明書ステータスの信頼性とドキュメントの整合性を確認できます。署名の有効性は、署名者の証明書が検証者の信頼できる ID リスト (セキュリティ > 信頼できる ID) に存在するかどうか、および署名された内容が署名後に変更されたかどうかによって決定されます。

あらかじめ検証の環境設定を設定して、署名されたドキュメントを開いたときに署名の検証が自動的に行われるかどうかを決定することができます。


署名検証の環境設定

  1. 次のいずれかの操作を行って、[環境設定] ダイアログ ボックスを開きます。

    • キーボードの Command +K キーを押します。

    • [Right PDF] > [環境設定...] を選択します。

  2. 左側の分類で [署名] を選択し、[検証] セクションで [詳細...] をクリックします。

  3. [署名の検証] ダイアログボックスで、ドキュメントを開いたときに PDF 内のすべての署名を自動的に検証するには、[ドキュメントを開くときに署名を検証] を選択します。このオプションはデフォルトで選択されています。必要に応じて次の検証のオプションを選択し、[OK] をクリックします。

検証動作

  • 検証時  これらのオプションで、署名の検証に使用する方法を選択します。

  • 署名検証の際に証明書の失効確認が成功することを要求  検証中に除外された証明書一覧で、証明書をチェックします。このオプションはデフォルトで選択されています。このオプションの選択を解除すると、承認署名の失効ステータスは無視されます。

検証時刻

  • 署名の検証に使用する時刻  デジタル署名の有効性を確認する方法を指定するオプションを選択します。デフォルトでは、[署名が作成された時刻] が選択されています。つまり、署名が作成された時刻に基づいて時間を確認します。または、現在の時刻またはドキュメントが署名されたときにタイムスタンプ サーバーによって設定された時刻に基づいて確認するように選択することもできます。

  • 期限切れのタイムスタンプを使用  署名の証明書が有効期限切れであっても、タイムスタンプまたは署名に埋め込まれた保証された時刻を使用します。このオプションは、デフォルトで選択されています。このオプションの選択を解除すると、有効期限切れのタイムスタンプは破棄されます。

検証情報

  • 検証情報を署名済み PDF に追加するかどうかを指定します。デフォルトでは、検証情報が大きすぎる場合はユーザーに警告します。

MacOS 統合

  • 署名を検証と認証済みドキュメントを検証の操作について、キーチェーン アクセスのすべてのルート証明書を信頼するかどうかを指定します。これらのオプションを選択すると、セキュリティに影響する場合があります。