ドキュメントの分割機能を使用すると、定義した条件に従って、ドキュメントを複数の小さいドキュメントに分割できます。分割後、元の PDF は変更されません。

分割すると、ソース ドキュメントのコンテンツ全体をカバーする 1つ以上の出力ファイルが生成されます。場合によっては、結果 PDF のファイル名は「<ソース ドキュメント名>_Part001」、「<ソース ドキュメント名>_Part002」となります。ソース ドキュメントが指定したテキストを含むページ、しおりの名前、またはしおりのレベルで抽出される場合、結果 PDF ファイル名は指定したテキストまたはしおり名で命名されます。

  1. 分割する複数ページの PDF を開きます。

  2. [ドキュメント] > [分割] を選択します。[ドキュメントの分割] ダイアログ ボックスが表示されます。次の操作を行います。

    • [ソース ドキュメント] で、分割する複数ページの PDF ドキュメントを指定します。[現在のドキュメント] を選択するか、[ドキュメントの指定] を選択して、[参照...] をクリックし、複数ページの PDF ドキュメントをソース ドキュメントとして指定します。

    • [分割モード] で、ドキュメントを分割する条件を選択します。

      • ファイル サイズで分割: __MB PDF ドキュメントを指定した最大ファイル サイズで分割します。値は5 MB~50 MB の範囲で指定する必要があります。

      • 奇数/偶数ページで分割: ソース ドキュメントを奇数と偶数ページで分割します。2 つの出力ファイルの名前は、「<ソース ドキュメント名>)_奇数ページ」と「<ソース ドキュメント名>_偶数ページ」となります。

      • 空白ページで分割: 空白のページが見つかるたびに分割され新しいドキュメントが生成されます。例えば、ソース ドキュメントに不連続の空白ページが 2 ページある場合、3 つの新しいドキュメントが生成されます。空白のページは分割中に削除され、出力 PDF ドキュメントに含まれません。

      • 指定したページ数で分割: __ページごとに分割: 各結果ドキュメントに含まれるページ数を設定します。最後のセグメントが指定したページ数より少ないページを含む可能性がある以外、各出力ファイルには同じページ数が含まれます。例えば、5 ページのドキュメントに「2」を入力すると、最初の 2 つのファイルに 2ページ、最後のファイルに 1 ページのみが含まれる 3 つのファイルに分割されます。

      • テキストを含むページで分割: 指定したテキスト (大文字と小文字を区別) を含むページでドキュメントを分割します。即ち、入力されたテキスト文字列が出現するたびに次の新しいファイルが開始されます。指定したテキストを含むページは、新しい PDF ドキュメントの先頭になります。分割された最初のセグメントは、指定されたテキストまたは単語が含まれていない場合でも常に 1 ページから始まります。コメントと署名は、一致するテキストの識別でチェックされません。

      • 指定ページで分割: 指定したページ番号 (例: 2;4;6) に基づいてドキュメントを分割します。分割された最初のセグメントは、常に 1 ページから始まります。例えば、6 ページの PDF を分割する場合、「2;4」を入力すると、ドキュメントは 3 つのセグメントに分割されます。最初のセグメントは 1 ページから始まり、2番目のセグメントは2ページで始まり、最後のセグメントは 4 ページで始まります。無効なページ番号を入力すると、警告メッセージが表示されます。

      • 指定したしおりで分割: 指定したしおりの移動先ページでドュメントを分割します。最初のセグメントは常に 1 ページから始まります。

      • しおりのレベルで分割: 指定したしおりのレベルでドキュメントを分割します。しおりによる分割りは、ドキュメントにしおりが含まれている場合にのみ使用できます。

      • ページ番号またはページ範囲で抽出: ユーザー定儀のページ番号または重複しないページ範囲でドキュメントの一部を抽出します。出力ファイルの名前は、「(ソース ドキュメント名)_ Part001」、「(ソース ドキュメント名)_ Part002] などとなります。入力したページ番号または範囲が重複している場合、警告メッセージが表示されます。

      • テキストを含むページごとに抽出: 指定したテキスト (大文字と小文字を区別) を含むページのみが抽出されます。コメントと署名は、一致するテキストの識別でチェックされません。抽出されたページは、入力したテキスト パターンで命名された単一のファイルに保存されます。

      • しおりの名前で抽出: 特定のしおり名 (大文字と小文字を区別) に関連付けられているすべてのページが抽出されます。[出力オプション] で [ファイル名にしおりなを使用] を選択した場合、出力ファイルの名前は、「(しおり名)_001」、「(しおり名)_002」などとなります。

      • しおりのレベルで抽出: 指定したレベルの下にあるすべてのしおり セクションは PDF ドキュメントに抽出され、しおりのタイトルを使用して名前が付けられます。結果のファイルは、しおり階層を反映する自動的に作成されたフォルダーに配置されます。同時に、ファイルを簡単にナビゲートできる抽出されたページのリンクを提供する HTML インデックス ファイルが生成されます。例えば、「2」を入力すると、第 2 レベルの下にあるしおり セクションが抽出されます。ソース ドキュメント内に第 2 レベルのしおりが 2 つある場合、2 つのサブフォルダーが作成され、第 2 レベルのしおりに関連付けられたファイルが含まれます。メイン フォルダーには元のファイル名が付けられます。

    • 番号付けオプション

番号付けオプションを使用すると、出力ファイルの命名方法を制御できます。必要に応じて、結果セグメントの番号付けを指定することができます。
例えは、6 ページのドキュメントを 2 ページごとに分割する場合、[指定したページ数で分割: __ページごとに分割] フィールドに「2」を入力します。ソース ドキュメントは、3つの 2ページ出力ファイルに分割されます。

次に、[番号付けオプション] をクリックします。[番号付けオプション] ダイアログ ボックスで、結果 PDF の名前の付け方を定義し、[OK] をクリックします。例えば、[開始番号] フィールドに「1」を入力し、[番号のインクリメント] フィールに「2」を入力すると、結果 PDF ファイルの名前は「(ソース ドキュメント名)_ Part001」、「(ソース ドキュメント名)_ Part003」と「ソース ドキュメント名)_Part005」になります。最後に [OK] をクリックします。

    • 出力オプション

分割ファイルのターゲット フォルダーとファイル名を指定するには、[出力オプション...] をクリックします。必要に応じてオプションを指定し、[OK] をクリックします。

  1. [OK] をクリックします。