コメントの環境設定は、PDF でのコメントのデフォルトの外観だけでなく、PDF でコメントを表示する方法にも影響を与えます。

[環境設定] ダイアログ ボックスを開くには、次のいずれかの操作を行い、左側のパネルに一覧表示されている分類から [コメント] を選択します。

  • [Right PDF] > [環境設定...] を選択します。

  • Command+K キーを押します。


コメント

環境設定の [コメント] では、テキスト ボックスのデフォルト フォントとデフォルト整列を指定できます。

  • コメントのデフォルト外観をリセット  クリックすると、コメントの既定の外観設定がすべて工場出荷時の値に復元されます (アプリケーションの再起動が必要です)。

  • テキスト ボックスの既定のフォント  タイプライター、テキスト ボックスや引き出し線などの基本ツールのフォント名、フォント サイズ、下線およびフォントの色を指定します。これらの設定の変更は、新しいコメントにのみ適用されます。

  • テキスト ボックスのデフォルト整列  タイプライター、テキスト ボックスや引き出し線などの基本ツールのテキストの整列方法を指定します。これらの設定の変更は、新しいコメントにのみ適用されます。


コメントの作成

コメントのポップアップ ノートとその中に表示されるコメントの動作を指定できます。[コメントの作成] エリアには、次のチェック ボックスがあります。

  • 作者者名として常にログイン名を使用  作成するポップアップ ノートに表示する名前を指定します。このチェックボックスをオンにすると、ログイン名 ([環境設定] ダイアログ ボックスの [全般] > [ID] > [ログイン名]) がポップアップ ノートの作者名として使用されます。

  • 新規ポップアップをドキュメントの端に配置  ノート アイコンやハイライトなどコメントを追加した場所にかかわらず、新しいポップアップ ノートをドキュメント ウィンドウの右端に添えます。このチェック ボックスをオフにすると、ポップアップ ノートは注釈のすぐ隣に表示されます。

ポップアップ ノートをドキュメントの右端に揃えます (左)。
オプションを選択解除すると、ポップアップ ノートはノート アイコンのすぐ隣に表示されます (右)。

  • 描画コメント ツールで囲んだ領域のテキストをポップアップにコピー  楕円、四角形、多角形、雲などの描画ツールを使用して囲んだテキストを自動的に関連付けられたポップアップ ノートにコピーします。この機能は、鉛筆、線、矢印などの領域を囲まないツールには適用されません。

  • 選択したテキストをハイライト、取り消し線、下線のコメントのポップアップにコピー  ハイライト、取り消し線および下線ツールを使用して選択したテキストを自動的に関連付けられたポップアップ ノートにコピーします。

描画ツールを使用して囲んだテキストがコピーされ、ポップアップ ノートに貼り付けられます (左)。
テキスト マークアップ ツールを使用してハイライト表示されたたテキストがコピーされ、ポップアップ ノートに貼り付けられます (右)。

  • コメント ポップアップを自動的に開く  テキスト マークアップ、描画ツールを使用してコメント作成したとき、ポップアップ ノートが表示されます。このオプションを選択しない場合は、コメントのアイコンをダブル クリックして表示する必要があります。

  • テキスト マークとツール チップを有効にする  ポップアップ ノート付きの注釈の上にポインターを置かれたときにマークアップ ツール ヒントとテキスト インジケーターを表示します。ツール ヒントには、作成者名、コメントのステータス、返信、テキストが含まれています。インジケーターが閲覧を妨げていると思われる場合は、チェックボックスをオフにしてください。