PDF 電子封筒に埋め込むことで、複数のドキュメントを保護できます。電子封筒を暗号化することで、権限のないユーザーが封筒の内容にアクセスできないように防止できます。また、電子封筒は、発信元の身元証明にもなります。認証された受信者は電子封筒を開き、ファイルを抽出して表示することができます。

[電子封筒] パネルには、電子メールでセキュア配信に使用できるすべての封筒テンプレートが表示されます。すべての種類の封筒は、単一ページの PDF ファイルで、電子メールに関連する情報を入力できる対話型フォーム フィールドが含まれています。また、セキュア配信のためのカスタム封筒テンプレートを作成することもできます。


カスタム電子封筒の作成

指定されたセキュリティ スキームと電子署名スキームを格納し、指定した外観で表示されるカスタム電子封筒テンプレートを作成できます。まず、電子封筒として使用する PDF ファイルを準備する必要があります。次に、電子封筒を適用するたびに情報を入力できる対話型フォーム フィールドを追加します。また、[テキストを追加] ツールを使用して情報を入力することもできます。

  1. 次のいずれかの操作を行って、[電子封筒を作成] ダイアログ ボックスを開きます。

  • [作成]をクリックします。

  • [電子封筒] パネルの任意の場所を右クリックし、[作成] を選択します。

  • [オプション]をクリックし、メニューから [作成] を選択します。

  1. [電子封筒を作成] ダイアログ ボックスで、封筒名を入力し、[参照...] をクリックして、電子封筒として使用する PDF ファイルを選択します。[プレビュー] エリアで電子封筒の外観を確認できます。

  2. [プロパティ] セクションで [セキュリティ スキーム] [電子署名スキーム] ドロップダウンメニューから ぞれぞれのスキームを選択し、[OK] をクリックします。


電子封筒の管理

[電子封筒] パネルで [オプション] をクリックするか、[電子封筒] パネルの任意の場所を右クリックして、ポップアップ メニューから [作成] および次のオプションを選択できます。

適用  選択した電子封筒を開きます。次のいずれかの操作を行います。

  • 封筒をダブル クリックします。

  • 封筒を右クリックし、[適用] を選択します。

  • 電子封筒を選択し、[オプション] をクリックして、[適用] を選択します。

編集  [電子封筒を作成] ダイアログ ボックスで選択した電子封筒を編集します。次の操作を行います。

  • 電子封筒を右クリックし、[編集] をクリックします。

  • 電子封筒を選択し、[オプション] をクリックして、[編集] を選択します。

電子封筒のサムネイルを拡大/縮小  パネルのサムネイル サイズを拡大または縮小します。

電子封筒を再設定  現在の封筒をシステム デフォルトの電子封筒と置き換えるか、現在の電子封筒にシステムデフォルトの電子封筒を追加します。