PDF を他のファイル形式に変換する場合、各ファイル形式には固有の変換設定が用意されています。[変換] ボタンをクリックする前に、詳細設定で出力形式に関連する設定を変更できます。出力ファイルを検索可能にするには、設定ダイアログ ボックスで [検索可能にする (OCR を実行)] オプションを選択します。


詳細設定へのアクセス

  1. Right PDF Converter の [PDF からの変換] モードで、[詳細設定...] をクリックします。

  2. Right PDF Editor で、[アドバンス] > [エクスポート] を選択し、ファイル形式を選択します。ポップアップ表示された [名前を付けて保存] ダイアログボックスで、[設定] をクリックします。または [ファイル] > [エクスポート] を選択し、必要に応じて右側にあるファイル形式の変換オプションを設定します。


イメージ変換設定

JPEG/JPEG2000/PNG/TIFF の設定 ダイアログ ボックスで、ファイル設定圧縮設定を設定して、[OK] をクリックします。オプションをデフォルト設定に戻すには、[デフォルト] をクリックします。

 

JPEG JPEG2000 の設定

  • ファイル設定  出力ファイルの色空間と解像度を指定します。[自動] を選択すると、これらの設定は Right PDF で自動的に決定されます。

    • 色空間  出⼒ファイルに適⽤する色空間種類を選択します。ファイル内のカラー画像をグレースケールに変換するには、[グレースケール] を選択します。

    • 解像度  出⼒ファイルの解像度を指定します。

  • 圧縮設定  [グレースケール] [色] からファイル サイズと画質のバランスがとれた圧縮設定を指定します。ファイル サイズが小さいほど、画質は劣化します。

    • タイル サイズ  圧縮するイメージを指定したサイズのタイルに分割します。各タイルのイメージ データは個別に圧縮されます。また個別に圧縮解除できます。デフォルト値の 256 をお勧めします。このオプションは JPEG2000 形式でのみ使⽤できます。

 

PNG の設定

  • ファイル設定  出⼒ファイルの色空間と解像度を設定します。[自動] を選択すると、これらの設定は Right PDF で自動的に決定されます。

    • 色空間  出⼒ファイルに適⽤する色空間種類を選択します。ファイル内のカラー画像をグレースケールに変換するには、[グレースケール] を選択します。

    • 解像度  出⼒ファイルの解像度を指定します。

  • 圧縮設定  インターレースとフィルター メニューを使用して圧縮設定を構成します。

    • インターレース  イメージがインターレースされるかどうかを指定します。[なし] を選択すると、ダウンロードが完了後にのみ Web ブラウザーで表示する画像が作成されます。[Adam7] を選択すると、イメージ ファイルのダウンロード中に低解像度で表示する画像が作成されます。この場合、ダウンロードの時間が短縮されたように見え、ダウンロードの進行状況が表示されますが、ファイル サイズは大きくなります。

    • フィルター  フィルタリンク アルゴリズムを選択できます。

      • なし  フィルターなしで画像を圧縮します。

      • Sub  水平パターンまたはブレンドで画像の圧縮を最適化します。

      • Up  垂直パターンで画像の圧縮を最適化します。

      • Average  似通った画素値を平均して低レベル ノイズの圧縮を最適化します。

      • Peach  似通った色の設定値を再割り当てして、低レベル ノイズの圧縮を最適化します

 

TIFF オプション

  • ファイル設定  出⼒ファイルの色空間と解像度を設定します。[自動] を選択すると、これらの設定は Right PDF で自動的に決定されます。

    • 色空間  出⼒ファイルに適⽤する色空間種類を選択します。ファイル内のカラー画像をグレースケールに変換するには、[グレースケール] を選択します。

    • 解像度  出⼒ファイルの解像度を指定します。

  • 圧縮設定  白黒、グレースケール、および色設定を使用して圧縮設定を構成します。


Word の設定/ODF の設定

Word の設定または ODT の設定ダイアログ ボックスで、必要に応じてオプションを選択し、[OK] をクリックします。オプションをデフォルト設定に戻すには、[デフォルト] をクリックします。

 

イメージの設定

  • イメージを変換  ファイル内のイメージを特定のイメージ タイプに変換します。

  • イメージ タイプ  PNG または JPEG を選択します。

  • PDF の場合と同じに見えるようにイメージを固定  各イメージの位置を変えずにファイルを変換します。

 

パスの設定

  • パス オブジェクトを描画オブジェクトに変換  パス オブジェクト (例えば、クリップアートなど) を対応するイメージ オブジェクトに変換します。

  • 膨大な数のパス オブジェクトをグループ化し、イメージに変換してファイル サイズを縮小  ファイル サイズを縮小するには、このチェックボックスをオンにして、膨大な数のパス オブジェクトをグループ化し、それらをイメージに変換します。

 

フォントの設定

  • 相似フォントを使用してシステム上にインストールされていないフォントを置き換える  システムにインストールされていないフォントを他の類似のフォントに置き換えます。

 

レイアウトの設定

  • 表を識別  PDF 内の表が Word でも表示されます。

  • テキスト ボックスを使用してレイアウトを保持する  テキスト ボックスを作成して、ページ レイアウトを保持します。

  • 段落を識別 PDF 内の段落が Word でも表示されます。

  • ドキュメント内の縦書きフォントに関係なく、すべてのテキストに縦書きを適用  Word のすべてのテキストに縦書きテキスト フローを適用します。

 

OCR 設定

  • 検索可能にする (OCR を実行)  PDF にテキスト画像が含まれる場合はテキストを認識し、Word ファイルでテキストを検索できるようにします。

  • 設定  [設定] ボタンをクリックし、[OCRテキスト認識 – 設定] ダイアログボックスで OCR の認識する言語を選択するか、[言語の自動検出] を選択します。


Excel の設定

[Excel の設定] ダイアログ ボックスで、必要に応じてオプションを選択して、[OK] をクリックます。オプションをデフォルト設定に戻すには、[デフォルト] をクリックします。

 

ページの処理

  • すべてのページを 1 つのシートに変換  すべてのページを変換し、1 つの Excel ワーク シートに結合します。

  • 各ページを個別のシートに変換  各 PDF ページを個別の Excel ワーク シートに変換します。

 

イメージの設定

  • 画像なしで変換  PDF 内のイメージは Excel ドキュメントに変換されません。

  • 白い背景を透明にする  イメージの白い背景を透明に変換します。[画像なしで変換] を選択解除してこのオプションを選択します。

 

罫線

  • スパースセルを分割  スパース テキストを PDF 内のと同じ書式で保持します。このオプションを選択しない場合、セル内のテキストは Excel の設定 (上揃え、中央揃え、左揃え、右揃え、及び下揃え) に基づいてずれる場合があります。

  • ボーダーレス テーブルを構築  PDF の罫線のない表をよりよく識別できます。

 

OCR設定

  • 検索可能にする (OCR を実行)  PDF にテキスト画像が含まれる場合はテキストを認識し、Excelファイルでテキストを検索できるようにします。

  • 設定  [設定] ボタンをクリックし、[OCRテキスト認識 – 設定] ダイアログボックスで OCR の認識する言語を選択するか、[言語の自動検出] を選択します。


Txt の設定

 

OCR設定

  • 検索可能にする(OCR を実行)  PDF にテキスト画像が含まれる場合はテキストを認識し、Txt ファイルでテキストを検索できるようにします。

  • 設定  [設定] ボタンをクリックし、[OCRテキスト認識 – 設定] ダイアログボックスで OCR の認識する言語を選択するか、[言語の自動検出] を選択します。


PowerPoint の設定

 

OCR テキスト認識 - 設定

  • 保持

    • 罫線  段落間の垂直および水平の分割線を保持または削除します。

    • ヘッダーとフッター  このチェックボックスをオンにすると、ヘッダーとフッターを検出して PowerPoint ドキュメントに変換します。ヘッダーとフッターを通常のテキストとして変換するには、このチェックボックスを選択解除します。

    • ハイパーリンク  このチェックボックスをオンにすると、ハイパーリンクを検出して PowerPoint ドキュメントに変換します。ハイパーリンクを通常のテキストとして変換するには、このチェックボックスを選択解除します。

    • テキストと背景色  このチェックボックスをオンにすると、テキストと背景色を PowerPoint ドキュメントに変換します。このチェックボックスを選択解除すると、すべてのテキストは黒に変換し、カラーの背景または塗りつぶしは白に変換します。

  • 認識する言語

    • 認識する言語  認識する OCR 言語を設定します。認識する言語を 1 つ以上選択できます。デフォルトでは、OCR 言語はデフォルトのロケール言語から選択されます。

    • 言語の自動検出  このチェックボックスをオンにすると、言語の自動検出が有効になり、ソース ドキュメントのコンテンツが分析され、各ページに言語が割り当てられます。この機能が有効になっている場合、OCR 言語を手動で選択することはできません。